メンバーズカード

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アメリカの非常に合理的だと思う物の1つにメンバーズカードがある.これは絶対,日本も真似した方が良いと思う.

何が良いかと言うと,還元率や提携といった機能面での話ではなく,「形」が良いのである.必要最低限の大きさで,かつどこのメンバーズカードも大きさが同じなので,非常に取り回しが良い.「日本のメンバーズカードもどこも同じカードサイズじゃん」と思うなかれ,アメリカのメンバーズカードはさらに小さいタグサイズなのだ.

なんでこの大きさかと言うとメンバーズカードにはバーコードしか印刷されていないのだ.なのでこの大きさで十分.

「まぁ,小さいのは分かったけど,財布におさまり悪くない?」と私も最初は思った.そこでこのタグをどう持ち歩くかと言うと,車のキーに付けちゃうのである.こんな感じ.するといくら増えても財布を圧迫する事なく,かつ車社会のアメリカでは持って行き忘れる事もない.非常に美しい管理方法なのじゃないかと私は思う.

これがどれぐらい浸透しているかというと,我が家が大好きな近所のスーパーShopRiteのようなローカルの小売業からスポーツジムのLA Fitnessのように全米展開の企業,さらにIKEAやアメリカン航空といった世界展開の企業に,公立の図書館までもがこの形式のメンバーズカードを採用している.

もちろんゆくゆくはスマホアプリみたいな感じでカード自体を持ち歩かなくて良いのが理想だけど,物理的な媒体を持ち歩くという前提の中ではかなりいいソリューションだと思う.

ちなみにカードを最初に貰う場合はたいていこんな感じで普通サイズのカードとタグがくっついた感じで渡され,自分でピリピリっと切り離して使うのである.もちろんカードサイズの方にもちゃんとバーコードが付いていて普通に使えるんだが,まー使わないよね.

メンバーズカードを作るのって好きじゃなかったけど,こういう感じだとついつい色々集めて増やしたくなってしまう(笑)