訪問都市
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出発まで
チェンマイのコムローイ(ランタン)祭り「イーペンランナー」に行こうかなー,と9月に突然思い立った.前から気になってはいたが毎年11月開催なので来年だと下の子が2歳で飛行機代がかかる事に気付き,貯まってるマイルも早めに使った方がいいので「行くなら今年だな」と急遽調べ始める.上の子がラプンツェルを見ていたので実物を見せるのも良いかと思ったしね.しかし祭りのチケットは日程が発表された3月から争奪戦だったようで9月に入ってしまうと全く見当たらない.日本発着ツアー・現地旅行会社あらゆるものを調べたが全て完売orキャンセル待ち.「これは出遅れたか?」と半分諦めかけていた所,JTBの現地法人JTBタイランドをチェックしてみるとバンコク発着2泊3日ツアーをまだ募集しているのを発見した.JTBタイランドはWebページが日本語なので日本のJTBと同じものを扱っていると思っていたのだが,値段は฿表示だしタイ在住の日本人向けなのかちょっと違う商品を扱ってるようだ.
問い合わせてみるとホテルもチケットもランク高めのものしか残っておらず,お一人様฿28,600(¥86,000)とちょっと高い.現地旅行会社だと安いチケットは$130,バンコク・チェンマイ間の飛行機も¥20,000もしないからホテル代を考えてもちょっとな….と悩んでいるとたまたま見たJTBタイランドのfacebookページにはWebサイトには乗っていなかったチェンマイ発のランドオンリープランが฿9,500(¥28,600)とある.しかも9月8日の投稿時にまだ募集をしている.急いで問い合わせてみるとそっちも空きがあるというのでそのランドオンリープランを中心に組み立てる事にした.
これならイーペンランナーのチケット¥28,600に自分で手配する航空券¥18,200とホテル1泊¥5,000で大人1人あたり¥49,300と許容範囲.しかも祭り当日の昼にチェンマイに着く飛行機があったのでチェンマイ滞在も1泊で済みそうだ.ただランドオンリープランは席のいらない1歳児も฿500(¥1,500)とお金がかかるので要注意.あとJTBタイランドへの支払い方法は海外送金かクレジットカード払いの2種類しか無く,しかもカード払いの場合は3%の銀行手数料に加え送られてくる支払い書に手書きでカード番号を記入して送り返すと言うちょっと心配になる支払い方法なのでこれまた要注意.
残るは国際線の手配だが,流石にANA・JAL直行便の特典航空券は空きがないもののキャセイパシフィック航空の香港経由なら空きがある.アメリカン航空のマイルを使って1人40,000マイルに諸税¥8,060でこちらも無事ゲット.ただ下の子がまだ1歳でLap Childにしたら少々手続きが面倒だった.まずAAdvantageマイルを使うのでアメリカン航空の窓口で予約したが,Lap Childのチケットはキャセイパシフィック航空から直接購入する必要があると言われた.しかも「航空会社によりますが,国際線の場合は正規料金の10%かかる事が多いです」と.えー,国際線だとLap Childはタダじゃないの??今まで国内線しか乗せた事無かったから知らなかった…,ってちょっと待て,カナダやメキシコ行った時は別に取られなかったぞ??しかも正規料金の10%って下手すると格安チケットより高いんじゃないか!?と不安に思いながらも言われた通りにキャセイパシフィックに電話すると,¥5,700+諸税の計¥9,460とわりと無難な価格で購入できた.あぶねー,あぶねー.
ただマイル口座の都合で3人分のチケットを往復2人分+往路1人分+復路1人分と3つの予約で取り,往路1人分+復路1人分の予約にLap Childを付けようとしたら「往復チケットに付ける場合は割引が効きますが片道チケットに付けると少し値段があがります」と.なる程,そういう制限もあるのね….しかしオペレーターの人が非常に感じ良く,気を利かせてバシネットまで手配してくれ,さらに通常48時間前にならないと座席が指定できないのに分けて取った予約分も含めて並び席を取ってくれた.
イーペンランナーのチケットも航空券も無事ゲットできて後は行くだけ〜♪と思っていた出発1ヵ月前,なんと今度はプミポン国王崩御の知らせが….最初は訃報に伴う治安の悪化を心配したが,タイ国民にとって国王の存在は考えていたよりも大きく喪に服すという事でお祭りやイベントが軒並み中止に(汗).イーペンランナーも例外ではなく10月17日に中止のお知らせが….おぉぅ,それ見に行く為に旅行計画したのに中止なんて悲し過ぎる(泣)
「チケット代ぐらいは返って来るのだろうか?」と小さい事に現実逃避をしながら旅行自体をどうするか考える事から逃げていた所,2日後の10月19日になんと再開のお知らせが!!これは嬉し過ぎる急展開.音楽などエンターテイメント系の要素は排しての開催との事だが,コムローイ上げられるだけで十分です!良かったぁ〜.
これで本当に後は行くだけとなって一安心.しかしお祭りやイベントの自粛は1ヵ月程度だそうだが,タイ国民は1年もの間,黒または白の服しか着ないらしい.観光客まで同じようにしろという話ではなかったが,当然それなりの服装で訪問しましょうという状況だそうだ.同じような考え方なのかタイ関係のホームページは政府観光庁はもちろん,旅行会社やニュースサイトまで軒並み白黒デザインに変更されていてちょっとビックリした.改めて国王の存在が大きい国なんだなぁと再認識.旅行中も何かと気を付けておいた方が良さそうだね.
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