アメリカ国民であれば，色々なライフイベントの時に大統領のサイン入りGreeting Cardを貰う事ができる．
- 50周年以降の結婚記念日．
- 80歳以上の誕生日．
- 結婚式や勤続30年以上の定年など
「アメリカ国民」が前提なので一介の駐在員には関係のない話ではあるが，実は赤ちゃん誕生というイベントでもGreeting Cardを貰う事ができるので，赴任中に子供が生まれた人はよく頼む．日本で総理大臣のサイン入りカードが欲しいかと言われれば100人中99人がいらないと言いそうだが，まー，そこはアメリカの思い出ってことで．
手続きはわりと簡単．必要事項を手紙に書いて送るだけ．しかも申し込み用紙や入力フォーマットがないので，適当に紙に書けば良い．あとは切手を貼って，ホワイトハウスのGreetings Office宛に送れば終了．
- 赤ちゃんの名前と住所
- 生まれた日
- 申請者の名前と電話番号
しかしWeb申請に慣れていると，受領確認やステータス確認ができない手紙はちょっと不安だ．調べてみるとオンラインでの申請もできると書いている人がいたが，入力フォームが汎用過ぎて本当にGreeting Cardの申請に使えるか不安だったので今回はやめておいた．
6週間が手紙が届くまでの目安だが，今は込んでいるので数ヵ月かかるかもという情報もあって気長に待つ事にした．
と思ってたら，なんと1ヵ月で無事到着♪
差出人がTHE WHITE HOUSEとなっていると，ちょっと「おぉ！！」と思ってしまう．
中を開けると，紋章がエンボス加工されたメッセージカードが♪もちろん，ちゃんとオバマ大統領夫妻のサインも！まぁ，もちろん印刷だけど（笑）．
「Welcome to the world!」って祝い方がナイス．しかし文面をちゃんと読むと，中には子供の名前が含まれていない．これじゃー，誰用のカードか分からない．ちょっと残念だな．
よく見ると，封筒の宛名書きがえらく達筆である．誰が書いたかは知らないがこっちはちゃんと手書きのようで，むしろカード本体よりこの封筒の方が記念になるかも（笑）
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