ハンバーガーの味付け

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こっちに来ると,日本とは比べ物にならないぐらいハンバーガーを食べる機会が多くなる.

しかし何度食べても,どうもイマイチ感が拭えない.早い話が,そんなにウマくない.

日本のハンバーガーって,完成された一つの食べ物と言う感じがするが,アメリカのハンバーガーって「単に肉をパンで挟んだ食べ物」だと思う.何が違うのか冷静に考えてみると,

  • 丸いという形以外,パンが特にハンバーガーとして使われる事を考えていない.
  • 肉以外の具がほぼない.
  • 塩こしょうぐらいの味付けしかされていない.

という事ではないかと思う.

パンはハンバーガーに使われているのに限らず,そもそもがパサパサだったりギチギチだったりで,美味しくない.なのでハンバーガーにおけるパンの位置付けは,手を汚さずに肉を手づかみで食べる為の手袋程度の存在と思われる.

そんなハンバーガーのパンをペロッとめくってみると,だいたいはハンバーグしか入ってない.他に入ってるとしたらチーズぐらい.野菜が入ってる事も少ないし,モスバーガーみたいに美味しそうなトマトソースがトロリとかかってる事なんて絶対有り得ない.なので当然,食べても塩こしょうした肉の味しかしない.しかも焼き過ぎじゃね?と思うぐらい肉もパサパサな事が多い.

しかしそんな貧弱ハンバーガー事情のお国にあって,本日かなりナイスなバーガーショップを見つけた.

その名も,Shake Shack.

ここら辺じゃ珍しく,かなりコジャレたデザインの店内.

ドリンクやトイレまでコジャレている.

肝心のハンバーガーも,お店オリジナルのShackSauseがかかってるし,彩りのいい野菜とジューシーなお肉でかなりウマい.

サイズもアホみたいにバカデカくなく,いろんな点で日本のハンバーガーに近いと思う.そんなにメニューは多くないが,何回か来てみてもいいなーと思った.

ちなみにこっちで良くある光景を少しばかり.

まず,出来上がり待ちとか席の空き待ちとか,待つ時はこーゆー装置を渡される事が多い.順番がくるとコイツが鳴りだすので,鳴りだしたら行けばいい.これはちょっと便利.日本でも使えばいいのに.ただ,呼ばれてないヤツまで受け取り口に押し掛けるのはやめてほしい….

あとは,何でもかんでもケチャップ&マスタード.ケチャップとマスタードはあらゆる所で入手可能.食べ物の脇には大抵置いてある.気がする.テイクアウト系は特に.Shake Shockのソースがかかってるハンバーガーですら,みんなケチャップ&マスタードをビチャビチャにつけて食べるのが好きらしい….