ハノイ最終日,というかホイアンへの移動日.ホイアン行き飛行機は10:35発だが朝ご飯を外で食べる為だけに頑張って6時に起きる.
今日こそはフォーを食べにと,出発直前ににじいろジーンで仕入れたフォーの名店Phở Thìnを目指す.飛行機までそんなに時間があるわけではないがタクシーもGrabですぐにつかまり快調な出だし.昨日よりも心に余裕があるな~.
早起きした甲斐もあって6時半過ぎにはお店に着くも,すでに結構なお客さん.これは期待できるね♪
出てきたフォーはネギがたっぷり乗っかっていて今まで食べてきたフォーとはちょっと違う.お値段も1杯50,000₫(¥250)と昨日のブンの倍近い価格だがネギがいいアクセントになってこれは美味しい.ただ相変わらず調味料が使いこなせず,気が付いたら辛くなりすぎちゃったのはちょっと失敗.早く味を覚えないとな….
満足してホテルに戻って荷物をパッキングし,ホテルで頼んでおいたタクシーで空港へと向かう.子供は頑張って起きてたけど空港に着くちょっと前に寝落ちしてしまった.やっぱ朝が早かったかな?
少し余裕をもって空港に到着したと思ったけど,なんと降ろされた場所は国際線ターミナル.運ちゃん間違えてるじゃん….急いで国内線ターミナルへの行き方を探すと連絡バスがあったので,到着時に迎えの車を延々と待った懐かしの出入り口を通って連絡バスに乗り込む.
無事国内線ターミナルに着いたが国際線に比べると建物も少しローカル色が出てきた.なんとなくベトナムっぽい.中に入ると同じVietjet Airでも行先によってカウンターが異なり,ダナン行きは結構奥の方で遠い.急いで移動するが結局また余裕がなくなってきてしまった.
ちなみにVietjetのCAのユニフォームはお色気路線一歩手前という感じの狙ってる感が半端ない.特に帽子がヤバい(笑)
無事にチェックイン,と思ったら横1列で指定ていた座席を前後2席ずつに変更されてしまう.いやいや,1人20,000₫(¥100)払って席指定したんですが….席替えるならその金返せって.
セキュリティチェックを終えてエアサイドに入ると幸いコーヒーを飲む時間ぐらいはまだある.という事でブラックとミルク入りそれぞれのアイスコーヒーを頼んでみたけど,ブラックと言えど砂糖入りで甘かったのは予想外.
ちなみに2Fはキッズ・スペースになってて,しかも結構広い.たいした遊具が置いてあるわけじゃないが搭乗前の子供をひと暴れさせるにはちょうど良くて助かる.
さて肝心のフライトは…というといつの間にか15分の遅延.しかし10:50発になったのに「搭乗開始は10:45からです」って….いやいや,この行列なのに5分で離陸は絶対無理でしょ.
Vietjet AirはLCCだが,機内や座席はそこまで狭い印象はない.もちろん飲み物は全て有料だし頭上の荷物入れにも広告がびっしりと経費削減には余念がないけどね.
フライトは2時間もかからない短さだったのでLCCでも全然問題なし.しかし朝早く,ここ数日の疲れもあってか離陸前に寝てしまった子供達はそのまま着陸まで目を覚ますことはなく….この子達は飛行機が飛んだことを果たして分かっているのだろうか??
という事でダナンに到着.
間違えて昨日に予約してしまったDichungTaxiを今日に取り直していたが,ハノイのノイバイ国際空港に到着した時のようにまたドライバーがいない….仕方なくまた電話したら実はすぐ近くにいたみたい.ずっと座って待ってたとのこと.確かに飛行機も遅れたし,同じ便の乗客の中でもうちの家族は出てくるの遅かったからね.でも早くドライバーと合流できてよかった.
タクシーは予定通りホイアンへと向かう.心なしか蒸し暑いなーと思っていたらいつの間にかヤシの木が並ぶ海沿いの風景へと一変.南国って感じだね.でも道路も建物も密度は少し低めな感じかな.
40分ほどで今日の宿,Little Hoi Anに到着.外観をみた第一印象は「予約サイト,うまい写真使ったなー」(笑).分かってはいたけど目の前のトゥボン川もあんま奇麗じゃないしね.
しかし中に入るとおしゃれなウェルカム・ドリンクが出てくるしスタッフの対応が穏やか.部屋の中は奇麗だし細かいところまでトラディショナルな感じで統一してあってすごい良い感じ.
とはいえホテルを堪能しに来たわけではないので早速,旧市街へと繰り出す.
まずは遅めのお昼ご飯.日本のうどんがルーツというホイアン名物のカオ・ラウを食べる.もう15時を過ぎていたのでお店が営業しているかちょっと心配だったが問題なし.
出てきたカオ・ラウは確かにうどんそっくり.汁はないけど,ほんのり辛くて美味しい.ただチキン40,000₫(¥200),海老が50,000₫(¥250)とちょい高いわりに量が少なく子供と分けると物足りない.もう1つ頼めばよかったかな.
そしてベトナム紙幣にも印刷されている日本橋を見たり,お土産物屋を冷かしたりしながら少し街をぶらぶらお散歩.
ハノイに比べると観光客が多い.特に外国人の割合がすごく多いね.日本人もだいぶ見かけるし.
300年前の平屋,クアンタンの家に行ってみる.確かに雰囲気があっていい建物だけど,奥に行くと普通に寝てる人とかおしゃべりしてる人達がいてどこまで見ていい所なんだか謎な場所だ.
子供の知的好奇心を刺激するために1つぐらいは博物館に行っておくかと貿易陶磁博物館にも行ってみる.しかし船の模型にはちょっと興味を示したものの,皿の破片や古い写真はイマイチ興味を引かなかったよう.民俗博物館にでもしとけば良かったかな.
という事でカフェ休憩.家内が看板のHerbalをPearlとを勘違いしてタピオカティーのないMótへ入ってしまう.という事で急遽ハスの実のチェーと豆腐のデザートに気持ちを切り替えたものの,豆腐は薄らぬるいしチェーはシロップ飲んでるような味で猛烈に麦茶が恋しくなる.子供のマンゴー・スムージーが恨めしい….
いい時間になってきたので最後にチャン家の祠堂へ.中は狭く半分はお土産物屋スペースだが,コインで占いができる.表を意味するベトナム語がラッキーを意味する言葉と同じ発音らしく,2つのコインを投げて両方とも表が出るといいらしい.という事でトライしてみるとなんと1回目で2枚とも表♪
17時半を過ぎると随所でランタンに灯りがともり始める.
結構暗くなってきたので晩御飯.川沿いにあるHoa Anh Đàoというお店へ.2Fのテラス席に案内してくれたのでライトアップされた街並みが奇麗に見えていい眺め.
333でノドを潤し,ホイアン名物のホワイト・ローズに,海老のココナッツジュース蒸しと鯉のスープをオーダー.ホワイト・ローズは普通に旨いが,ぶっちゃけ普通の蒸し餃子.スペシャルな味がするわけではない.逆に海老は背ワタも残ってるしちょっと臭みがあってイマイチ.ココナッツ感も薄いね.鯉のスープは美味しかった.
しかし壁に張り付いていたトカゲを下の子が死ぬほど怖がって早く帰ろう,帰ろうと泣きじゃくって大変だった.
食後は小舟に乗って灯篭流し.客引きされて300,000₫(¥1,500)を30,000₫と勘違いして「お,安いじゃん」と思って気軽に乗ってしまった.最初にふっかけられた500,000₫よりはマシだったけど(泣).しかし小船に乗ってる最中に突然土砂降りになってビックリ.灯篭流す直前だったのに当然それどころじゃなくなって,もう笑うしかないレベル.船頭さんが傘を持っていたし最終的にはみんな灯篭を流せたから良かったけど,どう見ても土砂降りの直後は流れていた灯篭の数が減ったよね….
戻ってくると「チップくれ」と言われるが,チップ込みなのは値段交渉時に確認済み.ここら辺はきちんと事前に確認しておかないといつも揉めるからね~.
そしていよいよホイアンの夜市へ.
これがホイアンに来た目的と言っていいランタン.残念ながらランタン祭りの日ではないけれど,それでもランタン屋を写真に撮るだけで十分インスタ映えのクオリティ.って実はこれだけランタンを飾っている店は数店しかないんだけどね.しかも雨のせいか店の間に雨除けのビニールをがっつり広げているので写真はともかく実物はちょっと残念な感じ.
という感じで映えるスポットがあまり無い為,数店しかないお店には観光客が殺到.うちは子供とランタンの写真を撮っていたせいか特に何も言われなかったけど,ランタンと一緒に写真を撮っているとお店の人に追い払われる観光客も結構いる.でも人物とランタンを一緒に撮るのは難しいなー.
フルーツが食べたい気分だったので行商の果物籠をちょっと物色するとマンゴーが美味しそう.カット済みフルーツは家内から大反対を受けたので丸ままのマンゴーと,子供が食べた事ないランプータンを購入.ホテルに戻ってから食べようっと.
折角なので旧市街にも足を延ばす.ランタン自体は夕方と変わらないけど,暗くなってきたので雰囲気出てきたね~.
昼間は外観を見ただけの日本橋にも行ってみる.両端に猿と犬の像があるちょっと変わった橋だけど,小さいので一瞬で終了.
20時も過ぎたのでホテルへと戻る.帰りがけにトゥボン側の対岸からホテルを撮ってみたけどちょっとはBooking.comの写真に近づいたかな?(笑)
部屋に戻ってから行商のおばちゃんから買ったマンゴーとランプータンを食べてみるがどっちも美味しい♪
シャワーを浴びて寝る準備をしたらもう22時.今日は移動もあって疲れたから早く寝よう.
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