エチケット袋の正しい使い方

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少し遅めの7時起き.夜からクーラーがちょいちょ原因不明に止まってしまうのがイマイチだったなぁ.あと冷蔵庫がパワー不足で飲み物の冷えがあまい.ちなみにこの部屋,窓はついているけど隣の建物を向いているので残念ながら外の景色は全然見えない.

ホテルの朝ごはんは地下のレストランで.地下といっても吹き抜けなので薄暗さは全くなく,テーブルも壁の装飾も部屋同様のトラディショナルな感じで統一されていてすごく良い雰囲気.

そして並んでる食べ物もビックリするぐらい豪華.ハム・チーズといったコンチネンタルなものはもちろん,ベトナム料理もしっかり用意されていてテンションが上がるぅ~♪フルーツも豊富だし,タイでよく食べたお粥もあって嬉しい.

ついつい朝から食べ過ぎてしまった.しかしここもコーヒーはブラックなのに甘い.ベトナムで無糖のコーヒーを求めてはいけないのか….

ただ子供は逆にほとんどご飯を食べなかったんだが,スタッフがやたらからんでくるのも一因かな.Lucy,Nina,Sarahの3人が代わる代わるからんできて,やたら名前アピールしながら「Tip,Tip」言うもんでチップ狙いかと思いきや,良く聞いてみると「TripAdvisor」と.どうやら「この人に良くしてもらった」とTripAdvisorに名前を書いてもらいたいらしい.そうすると給料が上がるみたい.

ご飯が終わって部屋に戻る時も「Babyがいるからチェックアウト時間は14時でいいよ」と言ってくれるのは嬉しいんだが,複数の人が別々に同じことを言ってくる.ちょっと良い人を演じているあざとい感じが漏れ出ているな….

という事で外へ.今日は夕方の飛行機でホーチミンへと移動するので最後のホイアン観光.でも残念ながら外は雨模様.結局一日,降ったりやんだりの繰り返しだった.

まずはインスタ映えスポットSundayへ.ここは店内の奥にあるピンクの壁が映えスポットの雑貨屋さん.なぜかブランコまであってとりあえず写真を撮りまくる.しかし雑貨はコースターが150,000₫(¥750)とか普通に高い(汗).こりゃー,なかなか買う気になりませんな….

雨が少し強くなってきたのでカフェで一休み.細い路地の奥にひっそりと佇むPhin Coffeeへ行ってみる.

緑に囲まれた店内は半屋外な感じでとても雰囲気がいい.壁に描いてあるコーヒー器具の歴史もおしゃれ.ほんと天気がもうちょっと良ければな~.

もちろんベトナムコーヒーを頼むが,ベトナムに来て初めてちゃんと淹れてくれたベトナムコーヒーじゃないかな??しかも淹れているところを写真に撮っていいか聞いたら快諾どころか最初に蒸らすところから全て,親切に淹れ方を説明してくれる.

ついつい動画まで撮ってしまった(笑)

で,落ちてくるのを4分待って出来上がり♪いや~,じっくり淹れたコーヒーは美味しい.満足,満足.

そしてそのまま少し早めのお昼ご飯へ.

ホイアン最後のご飯はホイアン名物,鶏飯のコム・ガー・ホイアン.中でも有名なBà Buộiへ行ってみる.天井で扇風機が回る店内はとても狭い.運よく座れたけれど狭い店内はお客さんでびっしり.

席に座ってもメニューは出てこない.つまり一品勝負のお店という事でオーダーは「2つ!」と数だけ.すぐに出てきたチキンライスには,レバーのような不思議な物体が乗っかっている.でも鶏のレバーだとこんなに大きくないよなぁ….まあ少し薄めの味だけど美味しいから良しとしよう.一緒に出てきたスープも旨い.しかし昨日のうどんと同じくポーションは少なめ.ホイアンは1食の量がそんなに多くないのかな?

ご飯を食べ終わってブラブラしているとおしゃれなコーヒー屋さんを見付けたのでお土産に買っておく.ほとんどの豆が250gで¥1,000以下だから高くはないね.

そのままホテルまでお散歩してホイアン観光は終了.

荷物を準備してタクシーを待っていると,朝同様に子供たちが異様にホテルスタッフにからまれる.しかしこれも全てTripAdvisorでの評価の為か….

タクシーはわりと早く到着.空港までのタクシーはまたDichungTaxiで手配したのだが,実は今回のドライバーは一昨日こちらの不手際でドタキャンしちゃったまさにその人だったりする.その時の話になったりするかなーとちょっとドキドキしたがそこはお互い大人の対応,何事もなかったかのように特に会話もなく出発した.

車は急ぎ過ぎることもなく空港へと向かう.しかしビルの建設ラッシュがスゴいなー.これからどんどん発展していきそう.

途中,バイク版のGrabも見かけたが結構頑張るねー(笑)

ホテルから1時間で無事,ダナン国際空港に到着.さくっとチェックインをすますが荷物チェックは結構厳しい.やっぱLCCだね.

ところが1時間前の時点で離陸が1時間遅れることが確定.こうなるとホーチミンのホテルへの到着も20時近くになってしまうので子供に軽くご飯を食べさせながらゆっくり待つことに.キッズプレイスもないしね.しかし久しぶりに飲んだカフェラテはコーヒーが薄いなぁ.

1時間よりさらに遅れることはなく搭乗が始まり,そのままホーチミンへと向けて飛び立つ.飛行機は終始かなり揺れてはいたが,上の子は搭乗早々すぐに爆睡モードだし下の子はひたすらおしゃべり.なのであまり気にしていなかったが着陸直前に上の子が「気持ち悪い…」と(汗).で,吐く.マヂでか….いわゆるゲロ袋が事前に配られていたので被害は出ていないんだけど,あの袋を本当にゲロに使うのは初めて見た気がする.しかもまさか我が子が使うことになるとは….

しかしホーチミンへの到着はなぜか30分以上余計に遅れ,タンソンニャット国際空港に着いた時にはすでに20時.どこでその遅れが発生したんだ??

ホーチミンは残念ながら雨.しかも結構強め.ホテルまではこれまたDichungTaxiでタクシーを手配していたんだが今回はトラブりまくり.予定のピックアップ時間の前から電話に着信が入っていたし,こっちはまだ荷物も受け取ってないのに「いつ出てくるんだ?」とドライバーはだいぶ気が短い.挙句の果てに「間違えたから国際線ターミナルまで来てくれ」とか言い始める.子供もゲロってぐったりしているのに行けるわけがない.「ちゃんと国内線ターミナルに迎えに来てくれ」と言うと,最終的に来たのはエアポートタクシー….何なんだ,いったい??

結果論だけど,DichungTaxiは190.000₫(¥950)なのにGrabは76.000₫(¥380)と半額以下だったし,今回は完全に失敗だった.

ホーチミンの街はさすがに近代的.ホイアンはもちろん,ハノイと比べてもスゴい都会の雰囲気が出ている.本当に雨だけが悔やまれるなー.

20分ほどで今夜の宿,シェラトンへと到着.なんだ!?この別世界感は(笑).実は今回はポイントでの宿泊なのでお金は払ってないのだが今までとのギャップが大きすぎる.

部屋もめっちゃ奇麗.中庭にはプールもあるし….

ドリアンなど匂いの強い果物は部屋に持ち込み禁止らしくチェックイン時にわざわざ念押しされた.これは南国っぽい注意事項だね.

しかし朝食が$80もするホテルのレストランには怖くて行けない庶民は遅すぎる夕食を求めて外をさまよう.夜も遅いのでテイクアウトできるお店を探していると,なんとフォーをテイクアウトできるお店,その名もPho 24を発見.清潔感あふれる店内と分かりやすいメニューでなかなかいい感じ.生々しいオーストラリア牛のスライスのフォーと,肉団子のフォーを買って帰る.結構デカいな(笑)

もちろんコンビニでビールを調達するのも忘れない.

さ~,今日もようやく一日が終わり!!ビールで乾杯してフォーをいただきます.フォーは断面が四角い麺がちょっとイマイチなのとパクチーがついてないのが残念だったが味はまーまー.総じて満足だ.

気が付けば23時.飛行機で寝てたとはいえ子供にはだいぶ遅い時間になってしまった.明日の朝はゆっくり寝ることにしよう.