早く足を伸ばしたい

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朝6時ぐらいに目が覚めるが,バスはまだひたすら走ってる.窓の外は岩がゴツゴツ見える.だいぶ景色が変わったなぁ〜.お,海が見えるゾ!標高4,000m弱のプーノから,一気に0mまで降りて来たって事か〜!

気が付けばカバンの中のペットボトルもベコベコ.しかし夜は寒かったなー.

さて,やる事が無い.もう一度,寝るか….

9時頃に,ようやく初めての途中停車.と言ってもここはどこだ??どこかの街に停まったというより,巨大な洗面所に連れてこられたという感じ.大量のトイレと洗面台が並ぶ中,みんな顔を洗ったり髪をとかしたりしている.っちゅーか,みんな慣れてる感じだが常連なのか…?しかし顔を洗うと,日焼けで痛い(泣)

ここには小さな売店しかないが,この先どこで停まるか分からないのでクッキーを買ってからバスに戻る.しかしバスが動き出して暫くすると,しょぼいサンドウィッチが配られた.なんとこのバス,飯付きだったのか.

そしてひたすら砂漠を走る.

お昼頃,小さな街の様な場所を通るが,なんもアナウンスがないので何処を走ってるんだか全く分からない.

14時頃,今度は昼飯が出て来た.飯ぐらい降りて食いたいと思ったが,意外にこの鶏肉がウマい.ライスもこの旅ぴか一の味.嬉しいんだか,悲しいんだか….

つーか到着予定は15時だったが,全然リマに着く気配がない.と思ったら突然,車が停まった.まさか着いたのか!?と思ったが,暫くするとまた走り出す.一体,何だったんだ….

17時ぐらいにリマへのゲートを越えたように見えたが,中々停まらない.

その後も暫く走り続け,結局リマに着いたのは18時.昨日の21時にバス乗ってから丸一に近くの辛いバスだった(泣)

正確なルートは分からないが,たぶんこんな感じで走って来たんだと思われる.

しかしリマは都会だ.道は広いし,タクシーもいきなり吹っ掛けてくる.

ホテルに着くと,最初は営業してなさそうな人気の無い雰囲気にちょっとブルー.しかし内装は変わってる感じで,アンティーク調だね.部屋も良さげだし,シャワーが恥ずかしいガラス張りだ(笑).しかし鉄格子のはまった窓が,治安の悪さを象徴しているわけじゃない事を願う….

一休みした後は,ペルーの全てのお土産が手に入ると言う土産物屋,ポコ・ア・ポコへ行ってみる.店では日本人の団体と遭遇し,久しぶりに大量の日本人を見た.

大都会リマと言えど,夜の街はちょっと怖い雰囲気.というコトでレストランへはタクシーで移動しちゃう.

晩ご飯はペルー料理の老舗,ホセ・アントニオへ.ドアマンがタクシーのドアを開けてくれる,重厚な雰囲気.リマは海沿いの街と言うコトで,セビッチェをオーダー.あまり鮮度が良い気がしないが,まー,海外だとこんなもんかな.ちなみに店員は,誰もが「アントニオです」と言われても違和感ない顔してました(笑)

はぁ,今日はやっと,足を伸ばしてゆっくり寝れる…