バシネットは超便利

今回は9時成田発と朝が早いので前日に実家inしてからの出発．それでも朝は5時起きの6時出．流石に眠い…．しかし予報では3°Cだった気温が6°Cとそこまで寒くなくて良かった．20年振り？ぐらいに母の運転する車に乗って成田空港へと向かう．

成田空港へは込みもせずいい感じに到着したが，なんとチェックインカウンターが開いてない．7時にならないと開かないのか．知らなかった…．

7時まで待って1番にチェックインしてもらうと，香港・バンコク間の便が予約時と違う席番号になっている．あれ？と思って予約時にお願いしたバシネットがちゃんと使えるのか聞いてみると「香港までは大丈夫ですが香港からはバシネット用のお席が取れていません．もし席が空く事があれば変更しておきます」と．3日前まではWebサイトでもバシネット用の席が確保できているのを確認していたのに上級会員にでも横取りされちゃったのかな？香港・バンコクはそんなにフライト時間が長くないからまぁいいか．

さっさと出国してエアサイドでゆっくり朝ご飯を食べようと急ぐも，なんと今度は出発ゲートがオープン待ち．こっちは7時半オープンなのか…．

出発ゲートが開くのを待って出国するも，エアサイドはエアサイドで開いてないレストランが多く，結局エクセルシオールで朝ご飯を食べて搭乗する．今まで知らなかったが成田空港って朝早く来過ぎても意味ないんだね．

飛行機に搭乗すると赤ちゃん用の延長シートベルトを渡される．今までにも何回かLap Childで飛行機に乗せた事はあるけれど追加のシートベルトを渡されたの初めてだ．いつもは「離着陸時はちゃんと抱っこしててね」だけだったのに航空会社によって対応が違うのかな？？

離陸して水平飛行に入った所で早速バシネットを用意してもらう．バシネットを使うのはもちろん初めてだけど，他の人が使ってるのに遭遇した事も無いので見るのも初めて．壁から土台を倒し設置してもらうと中々の存在感だ．でも食事用のテーブルを引き出してもぶつからないぐらい前後のスペースは余裕があるので圧迫感は無い．しかも朝早かったせいか下の子は早々と寝てくれてバシネットが大活躍．起きた後もご飯をあげるのにハイチェア代わりにバシネットを使うと抱っこしてご飯をあげるより格段に楽だった．

ちなみにキャセイパシフィック航空は子供用のヘッドフォンも貸してくれてこれまた助かった．

機内食の焼きそばも結構良く，5時間半のフライトは非常に快適に過ごせた．

香港空港は何度か来た事があり，最後は5年前とそんなに昔ではないので構造もなんとなく記憶に残ってる．「確か乗り換えでもセキュリティチェックあったよなー」と思ったらその通りで，乗り換え時間もあまりないので急いでセキュリティチェックを受けて搭乗ゲートへと向かう．ゲート間の移動にシャトルが必要になる程デカい空港だった気がするが，幸いバンコク行きのゲートはセキュリティチェックから歩いてすぐの場所．ただ乗り継ぎ時間が1時間しか無いと一息ついただけでもう次の搭乗時間だ．

バンコク行きのフライトはチケット購入時に予約していた席より一列後ろで，もちろんバシネットは使えない．真ん中4列席の3つだったが残り1席の人が気を利かせて席を移動してくれたので，4人で横一列使えて結構楽だった．子供2人も横になって寝れたのでかなり爆睡してた．

機内食はニョッキにタイ米と鶏肉の炒め物．ニョッキは美味しかったしタイ米もわりとまとも．しかしキャビンアテンダントの人達は赤ちゃん見ると結構からんでくるね．

そんなこんなであっという間にバンコクに到着．飛行機を降りてそうそう漂ってくる生暖かさ…．流石タイだぜ．タイに来るのは実に14年振りだが2006年に開港したスワンナプーム国際空港は新しいだけあってめっちゃ綺麗．しかしゲートからバゲッジクレームまで歩くのも時間がかかるバカでかさで外に出るだけでも大変だ．

ランドサイドに出た後は取り敢えず両替え．しかし空港のレートはあまり良くないとの話だったので替えるのは少なめに．いくつか見比べてみたけどどこも全く一緒みたい．ちなみに後日，街中の両替屋と比較してみると街中のベストレートが¥100=฿33.05に対しここ空港では฿30.67．確かに1割ぐらいレートが悪いね．

もう1つ空港でやっとくのはプリペイドSIMの購入．これもいくつか会社があるが2回線買うならAISのGroup Sharingプランが一番安いのは調査済み．でもどこも大人気で大行列だなぁ．旅行先でインターネットカフェ使ってた頃に比べるとスゴい進歩だ（笑）．30分近く待ってようやく順番が回ってきたが「Group Sharingプランはここじゃ売ってない．ショッピングモールなら買える」って．なんじゃそりゃーー！しかし無い物はしょうがないので各社横並びな4Gで฿299（¥900）プランを2つ買う．買うと店員の兄ちゃんがチャチャっとSIMを入れ替えて設定してくれるのだが，俺の日本語表示のスマホを迷い無く操作してAPNを設定してる．この技はスゴいなぁ…．

空港から市内への移動は，これまた事前に調べておいたタイ版UberのGrabにチャレンジ．アプリは日本でインストール済みなので買ったばかりのSIMでアカウントをアクティベートするとすぐに1台が向かってきてくれた．しかし指定された場所まで移動しながら運転手の位置を追跡していると，どうも空港から遠ざかっているような…．ターミナルが一方通行で回ってるのかな？と思いながらも待ってるととうとう空港エリアから出てしまい向こうからキャンセル通知．なんじゃそりゃ？と思いながらも他の車をリクエストするも，それ以降，車は何台かいるんだが全然捕まらない．空港だから客が多過ぎるのかな？それとも支払い方法をクレジットカードにしたのが良くなかったのか？？しょうがないので車のランクを上げてみたらやっと1台捕まったが，やり取りすると3人乗りと車が小さい事が発覚して今度はこっちからキャンセル．

結局30分ぐらい頑張ってみたが一向に捕まらないので諦めて公共タクシーで行くコトに．公共タクシーはトラブル防止の為に端末で整理券を出力して，指定されたタクシーに乗る流れ．最初はストローラーもあるからと大きめのバンにしてみたら市内まで高速代込みで฿700（¥2,100）！事前に調べてきた値段は฿300前後とだいぶ高いのでセダンの値段を聞いてみると฿500ぐらいだと．高速代が฿100弱で手数料が฿50だから全込みで฿500なら悪くないか．という事でセダンにする．

ホテルが2016年にできたばっかりだったので運転手も場所を知らなかったが，出発前に地図をスゴい確認してくれて真面目そうな感じだったのでちょっと安心．空港を出ると「高速を使っていいか？」と聞かれたのでオーケーすると，高速代は客がその場で現金を渡して都度支払うシステム．高速代は行き先にもよるがシーロム通りだと฿25と฿50の2つを使って合計฿75（¥230）．

ヒドいと2時間かかる事もあるという渋滞だけ心配していたが，タクシーは順調に走って空港から1時間で無事ホテルへと到着．タクシー代は明朗会計でメーターの฿311に手数料の฿50を加えて切りのいい฿370を払う．高速代の฿75を合わせると全部で฿445（¥1,340）と悪くない値段だ．

着いたホテルはオーナーが日本人というkokotel．元々は価格帯で絞って見付けたホテルだったが，ベッド3つを隙間なくつなげて配置とか，キッズスペースがホテル内にあったりとか子連れ向けにかなり気を遣っていたので「ちょっと面白いホテルだなー」と思い，そんなにロケーションが良かった訳じゃないけれども予約してみた．チェックインしてまず驚いたのが2Fから降りてくる滑り台．事前にWebで見て知ってはいたが実物を目にすると存在感が半端ない．子供も見た瞬間に興奮してしまって「滑りたい！滑りたい！」と大変．待て待て，取り敢えず荷物置いて，晩ご飯食べて落ち着こう，となだめるので一苦労．

ハイテクな感じのエレベーターを下りると壁中マスコットキャラクターの羊だらけ（笑）

部屋に入るとこれまたビックリする程キレイ．内装やアメニティまでオシャレなのに1泊฿2,300（¥6,900）．小さい子供がいるといつもキングベッド1つとクイーン2つのどっちにしようか悩むので横付けされた3つのベッドはだいぶポイント高い．

もちろん部屋の中も羊だらけ（笑）

さて移動疲れでこのままベッドにダイブしたい所だが気力で晩ご飯へと繰り出す．来る途中タクシーの中から屋台が見えたシーロム20通りに行ってみると，そんなに店の数は多くないが屋台っぽい雰囲気はちゃんと出てていい感じ．どの店にしようか迷ったけどどこもメニューはたいして変わらないようなのでパッタイが目についた店に入ってみる．

とりあえずビールを頼むがキンキンに冷えててうまーーー！普段ビールはあんま飲まないけど，この蒸し暑い中冷え冷えのビールはめっちゃウマい．食べ物はそこまでお腹が空いてないので軽めにパッタイと，前から気になっていたもち米にマンゴーをのっけたカオニャオ・マムアンを頼む．パッタイは辛さ控えめだけど当然のごとくウマいが，マンゴーはどんな味がするのかちょっとドキドキ．一口食べてみると…，うん？結構ありじゃね？もち米のイメージがあるので食事かデザートどっち？と思っちゃうが，ちょっと甘塩っぱいデザートって感じ．おはぎのような感じで意外と美味しいじゃん．米にココナッツミルクがかかってるってどうかと思ったが全然気にならないねー．