行ったり来たり
1998-08-18
やはりまっちゃんはあまり体調が良くない.ということで,おいて行く.あぁ,無情.朝食はホテル横のマックで取ろうと思っていたが,時間が早すぎてあいていない.しょうがないので,駅の自販でマドレーヌを買う.
しかしこの後が忙しい.予定通りヴェルサイユ宮殿に行くために,高速郊外地下鉄RERの出ているInvalides駅に行く.この駅から行くのが,一番近くに着くのだ.しかし駅に行くと「ヴェルサイユ宮殿に行くならGare Montparnasse駅に行け」という看板がある.どうしてなのかよく分からなかったが,看板があってるのだろうと思ってGare Montparnasse駅に行く.するとInvalides駅からも行けると書いてあるので,やはり近くに着いた方がいいとInvalides駅へ戻った.が,やはり切符が買えない.ここでやっと,RERが工事中であることに気づく.そのため再びGare Montparnasse駅に戻り国鉄SNCFを使うこととなった.工事中ということに気づくまでに,かなり痛い目に会った.これだから異国は恐ろしい.
電車に揺られること30分,やっと着く.もともと一日を潰す覚悟できたのだが,以外にしょぼくて早々と見終わってしまった.外観は工事中で一部幕が張ってあるし,宮殿の中はデブの人物画ばかり.目が眩むほど華麗なはずの鏡の間もぜんぜん目が眩まない.
ひとまず中にお昼を食べる所があるようなので,お昼用に持ってきたサンドウィッチを食べて一休み.が,持ってきたサンドウィッチがヤバイ.これを食べると絶対やばくなる味だ.ということで敢え無く破棄.
しょうがないので唯一の救いの広々とした庭園を英樹引率のルイ14世お気に入りの鑑賞ルートでまわるが,これがどうしようもなくしょぼい.ルイ14世もいったい何を考えていたんだか….帰る前に庭園内のレストランで食べた食事も最悪.魚料理を頼んだのに,ほとんど葉っぱばっかり.食えるかこんなもん.
パリに帰って,モンパルナス墓地を見る.ここの墓地もあまり知っている人がいない.
しかしその後,これまでの記憶を飛ばす衝撃のスポットが待っていた.カタコンブである.怪しい入り口から中に入り,十数分何もない地下道を歩くと突然通路の壁が変わる.よく見ると骨である….なんと人骨で壁を作っているのだ.見渡す限り骨,骨,骨.フランス人は無縁仏を見世物にして何も思わないのか.といいながら,骸骨を手にとってみる.初めての経験だ.意外に軽く,小さいものだ.目に指を突っ込んだり,鼻に指を突っ込んだりしてみる.写真を撮ると何か写ってそうだが,ここで後に引くわけにはいかない.たかだか600万体の骨にびびってるようじゃ,エッフェル塔には上れないのである.しかしフランス人も結構お洒落で,しゃれこうべでアーチやら十字架やら作ってる.死人に人権なしと思ってる民族なのかと疑ってしまう.が,出口では骨を持ち出していないか荷物チェックをするなど,結構厳しい.
外はすがすがしい.が,足元には大量の骨が埋まってるのだ.そう考えるとパリは恐ろしい所である.気分を切り替え,近くの市場でおいしそうな桃を購入.お兄さんが「今日食べるならこっちがいいよ」と勧めてくれたのを買ったが,実際とてもおいしい.
それから自由の女神の原像があるリュクサンブール公園で優雅な一時を過ごす.その前にあった衝撃の事実を覆い隠してくれるような,ほのぼのとした場所だ.午前中のお返しに私が公園を回るルートを考案して案内するが,これには英樹君もいたくご満足の様子.プランナーとしての腕の違いを見せつけた.リュクサンブール宮殿の方には入れないのは残念だが,心和む場所である.心が乾いたときにはぜひ立ち寄って欲しい.
夕御飯はF100ほどのコースを食べたが,とてもおいしい.こっちにきてから,一番おいしかったかもしれない.最後に,夜のノートル・ダム寺院と凱旋門を見て帰る.非常に浮き沈みの激しい一日で,とても疲れた.
しかしこの後が忙しい.予定通りヴェルサイユ宮殿に行くために,高速郊外地下鉄RERの出ているInvalides駅に行く.この駅から行くのが,一番近くに着くのだ.しかし駅に行くと「ヴェルサイユ宮殿に行くならGare Montparnasse駅に行け」という看板がある.どうしてなのかよく分からなかったが,看板があってるのだろうと思ってGare Montparnasse駅に行く.するとInvalides駅からも行けると書いてあるので,やはり近くに着いた方がいいとInvalides駅へ戻った.が,やはり切符が買えない.ここでやっと,RERが工事中であることに気づく.そのため再びGare Montparnasse駅に戻り国鉄SNCFを使うこととなった.工事中ということに気づくまでに,かなり痛い目に会った.これだから異国は恐ろしい.
電車に揺られること30分,やっと着く.もともと一日を潰す覚悟できたのだが,以外にしょぼくて早々と見終わってしまった.外観は工事中で一部幕が張ってあるし,宮殿の中はデブの人物画ばかり.目が眩むほど華麗なはずの鏡の間もぜんぜん目が眩まない.
ひとまず中にお昼を食べる所があるようなので,お昼用に持ってきたサンドウィッチを食べて一休み.が,持ってきたサンドウィッチがヤバイ.これを食べると絶対やばくなる味だ.ということで敢え無く破棄.
しょうがないので唯一の救いの広々とした庭園を英樹引率のルイ14世お気に入りの鑑賞ルートでまわるが,これがどうしようもなくしょぼい.ルイ14世もいったい何を考えていたんだか….帰る前に庭園内のレストランで食べた食事も最悪.魚料理を頼んだのに,ほとんど葉っぱばっかり.食えるかこんなもん.
パリに帰って,モンパルナス墓地を見る.ここの墓地もあまり知っている人がいない.
しかしその後,これまでの記憶を飛ばす衝撃のスポットが待っていた.カタコンブである.怪しい入り口から中に入り,十数分何もない地下道を歩くと突然通路の壁が変わる.よく見ると骨である….なんと人骨で壁を作っているのだ.見渡す限り骨,骨,骨.フランス人は無縁仏を見世物にして何も思わないのか.といいながら,骸骨を手にとってみる.初めての経験だ.意外に軽く,小さいものだ.目に指を突っ込んだり,鼻に指を突っ込んだりしてみる.写真を撮ると何か写ってそうだが,ここで後に引くわけにはいかない.たかだか600万体の骨にびびってるようじゃ,エッフェル塔には上れないのである.しかしフランス人も結構お洒落で,しゃれこうべでアーチやら十字架やら作ってる.死人に人権なしと思ってる民族なのかと疑ってしまう.が,出口では骨を持ち出していないか荷物チェックをするなど,結構厳しい.
外はすがすがしい.が,足元には大量の骨が埋まってるのだ.そう考えるとパリは恐ろしい所である.気分を切り替え,近くの市場でおいしそうな桃を購入.お兄さんが「今日食べるならこっちがいいよ」と勧めてくれたのを買ったが,実際とてもおいしい.
それから自由の女神の原像があるリュクサンブール公園で優雅な一時を過ごす.その前にあった衝撃の事実を覆い隠してくれるような,ほのぼのとした場所だ.午前中のお返しに私が公園を回るルートを考案して案内するが,これには英樹君もいたくご満足の様子.プランナーとしての腕の違いを見せつけた.リュクサンブール宮殿の方には入れないのは残念だが,心和む場所である.心が乾いたときにはぜひ立ち寄って欲しい.
夕御飯はF100ほどのコースを食べたが,とてもおいしい.こっちにきてから,一番おいしかったかもしれない.最後に,夜のノートル・ダム寺院と凱旋門を見て帰る.非常に浮き沈みの激しい一日で,とても疲れた.
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