1999年3月

偶然って怖い…

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飛行機は9:20発なので,2時間前の7:20には空港に着いておきたい.空港までは1時間弱という事なので,余裕を持って6時にホテルを出ることになった.私達はいいが,送ってくれるスティーブン達には申し訳無い.

約束通り,スティーブンがFORDで到着.モニカとジョンソンも来たが,なぜかカレンはこない.時間の余裕があまり無いのでその6人で強引にFORD1台に乗り込む.限界まで詰めれば乗れないことはないが,これでいいのか?空港が近くなって警備員が見えて来ると,1人隠れろとスティーブンが言う.店員オーバーだから捕まったら飛行機に間に合わないぞって,そんな無茶な….敬之を強引に下に押し込みドキドキしながら横を通過.それにしても後ろに4人乗るのは辛い.

空港に着くと,外は雨.とことん台北での天気には恵まれない.2時間前にはカウンターに着いたが,なんとまだチェックインはやっていない.国際線の2時間前は常識なのに,なんていい加減なんだ.

しょうがなくカウンター近くで開くのを待っていると,英樹がいきなり「山田さん!」と叫ぶ.え?と思ってそっちを見ると,なんとバイトを一緒にやっている山田さんがそこにいた.同じ時期に台湾に行くという話は聞いていたが,なんという偶然だ.お互い同じ日の帰国とは思っていなかったのでびっくりだ.ところで山田さんが「こっちで友達になった人を呼んで来る」と言って日本人を連れて来たのだが,なぜかその人に見覚えがある.と思ったら,あんた墾丁にいた客引きじゃないの!うぅ,偶然が重なり過ぎで頭がおかしくなってきた.話を聞くと,「ホテルを安くしてやるから客引きしてこい」と言われたそうだ.

寺には行きたくないらしい

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8:00宜蘭発の電車で台北へ戻る.台北に着いたのは9:30過ぎ.

そして土日の10時までしか食べられないという鼎泰豊の幻の小籠包を食べる為に急いでタクシーを捕まえる.店に着いたのはぎりぎり,10時5分前.蟹味噌の肉まんやえび蒸餃子に普通の小籠包,そして幻の小籠包を頼む.ところが,幻の小籠包はいまいち.はやい話が卵スープに小籠包を入れて食べるのだが,はっきり言って小籠包をそのまま食べた方がおいしい.たいした材料も使ってないのに,なぜ特別メニューにしているのだろう?しかしその他の物は絶品としか言いようが無い.お値段は周りの相場を無視した設定だが,ぜひもう一度来たいものだ.

腹も落ち着き,予約しておいた麒麟ホテルへ向かう.ところが乗ったタクシーが降ろしてくれた所は,全然違う所.どうも場所が分からずに乗っけられたっぽい.してやられた.歩いてホテルに向かうついでに,高雄牛乳大王で噂のパパイヤミルクを飲むが,まずい上に高い.純粋にパパイヤ率が高いだけなのかもしれないが,3人ともパパイヤを頼んでしまったので真相は分からない.

麒麟ホテルはロビーがとても広くてびっくり.台湾じゃピカイチだ.まだ部屋には入れなかったので荷物を預けてお買い物.工芸品やお茶,お菓子を買いに行く.お茶屋ではディスカウントしてみたが相手も手強く,たったの1%しかまけてくれなかった.1時を過ぎた頃に一旦ホテルへ戻る.部屋は広いし,最初からエキストラベッドが入ってる.便所は少し汚いけれど,いい部屋だ.これで金星より安いとはどういうことだ?

景勝地で降り損ねるとは…

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太魯閣峡谷の観光ツアーは7:30にバスが迎えに来た.唯一の不安は,現地のツアーなのでバスガイドがチャイ語で話すのではないかということだ.

所々で他のお客を拾って行くのだが,乗って来るのは台湾の年配の方ばかり.多少場違いな雰囲気が漂う.一通り揃ったところでやっとガイドの話が始まるが,当然の如くチャイ語.これじゃ全く言っている事が分からないと思っていると,英語もしゃべり出した.お客の層がはとバス並なだけに,英語を話してくれるかちょっと不安だったので良かった.きっと外国人旅行者もたまに使うのだろう.と思ったら次は日本語.しかもちょっと変.ガイドさんには悪いが,英語のほうが分かりやすい.しかし3カ国語(?)を操れるとは,凄いガイドさんである.

最初にバスが停まったのは,工場のような所.本来は帰りに寄るはずだったのが,今日は工事の関係で予定が変わったらしい.そこで翡翠や猫目石などの真贋の見分け方を教わる.石に髪の毛を貼り付けて火を近づけたり,光に透かしたりその反射を見たり.そんだけいろいろやって,最終的には輝きで見分けろということだった.そこでもうお土産を勧められる.猫目石が欲しかったけど変なのしかなかったのでやめる.で再びバスに乗り,今度こそ太魯閣へ.

太魯閣が近づくバスの中で,ガイドさんから注意事項.入口の所にいる民族衣装を着た娘さんと写真を取る場合は20元払って下さいという話だ.なるほど,写真を撮るときは気を付けねばと思っていると,バスは入口のゲートに近づき,そして通り過ぎて行く.っておい,そんだけ言っといて入口には停まらんのかい!

そんな理不尽な思いを乗せてバスは進み,まず停まったのは長春祠.長春祠は東西横貫公路の建設工事の際に殉職した人を祭っている所だが,こんな絶壁に作ったのではこれを造るのにも人が死んだ気がする….まぁ,いいか.その下を流れる川はとても綺麗で,泳いだら気持ちよさそう.しかしさすがに着替えも無いし川の中には入れないなと思っていると,ズボンが濡れるのも気にせず真中まで入って写真を撮っている女の子達を発見.台湾恐るべし.

台湾を半周

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朝は早起きして凱撒大飯店に行き,朝食バイキング.ここで噂に名高い卵の生調理に出会う.感激のあまりオムレツと目玉焼き,両方食べてしまった.やっぱり料理は作りたてに限る.ジュースはいまいちだったがフルーツはおいしく最高だった.

と,何も朝食の為にここまで来たのではない.実は凱撒大飯店からは高雄までの直通シャトルが出ているので,それに乗りに来たのだ.行きはバスを乗り継ぎ来たが,帰りはシャトル一本で戻れる.そして高雄まで戻ったら,そこから電車で花蓮まで行くのだ.シャトルはバスの乗り継ぎに比べると高いが楽だし,ジュースも出てちょっと嬉しい.相変わらず客は少ないけどね….

道のりはこんな感じ.

台湾の最南端を極める

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今日の目的地は墾丁.台湾の最南端を極める.

しかし墾丁まで行く電車は無いので,高雄からはバスで行かなければならない.電車で高雄に到着すると,ここも嘉義並に客引きが多い.中には「台北行こう」と言うタクシーの運ちゃんもいたが,高雄からタクシーで台北に行く人なんているのだろうか?

そしてここからはバスに乗るのだが,墾丁までの直通バスは無いのでまずは恒春まで行く.ところがこのバスの乗り心地が最悪.道が悪いのかどうか知らないが,やたらボンボン跳ねる.乗り物酔いしやすい人は絶対乗らないほうがいい.そんなバスに揺られること2時間,やっと恒春に着く.

初めてのホテル交渉

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3日間お世話になった金星大飯店とも今日でお別れ.台北駅9時発の電車に乗るつもりでホテルを出る.ところが駅に着いたのは発車10分前.窓口はもちろん日本語も英語も通じないので,筆談で急いで乗車券を購入.その時すでに発車5分前.そこからホームまで思いっきり走って,ぎりぎりセーフ.なんとか電車には乗ったものの,まだどこで降りるか決めてなかったりする.高雄まで行くか,台南で降りるか,それとも阿里山へ行ってしまうか.選択肢は3つ.まぁ,一番手前の阿里山に着くまでまだ時間がある.ゆっくり決めればいい.

今日は一日食べまくり

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今朝はホテル近くのお粥屋に朝食を食べに行く.お粥と麻婆豆腐と五目野菜炒め.とっても健康的だ.麻婆豆腐は醤油味だったが,どれもおいしい.おなかいっぱいになってホテルに戻る.

10時ぐらいになってモニカとカレンがホテルに来たが,シャロンがなかなか来ない.1時間くらい待っても来ないのでとうとう先に行ってしまうことにした.バスで故宮博物院に行こうということになったが,彼女達はバスをあまり使ったことが無いらしくどれに乗ったらいいかよく分からない.そこで私達がガイドブックを取りだし乗るバスを教えてあげると,2人ともガイドブックに負けてしまったと大笑い.

みんな懐かしい

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ホテルで朝食を食べるがモニカとの待ち合わせまではまだ時間がある.そこで台北駅ぐらいは位置を確認しておこうと,駅まで歩いて行くことにする.歩いてみると,台北の街並みは日本がいっぱい.吉野家や全家便利商店(ファミリーマート)など見た事ある物が沢山ある.台北駅は別に珍しくない形をしているのだが,スケールがおかしい.とにかくでかかった.

駅の地下に入ってみるが,そこは日本の地下街に結構似ている.そこでトイレを発見したのだが,とても臭い.「便器に紙を流す習慣は新しく,紙は流さずごみ箱に捨てる所もある」とガイドブックにあったがまさにその通り.便器の横にごみ箱があり,中に紙もある.ここで用を足すのは辛そうだ….

その後,台湾随一の超高層ビル,新光摩天楼の展望台に上ろうとしたが時間が早くてまだやっていない.ので,近くにある北門というものに行ってみる.しょぼ.ホテルに帰ろう.

突然の再会

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空港は土曜日のせいかとても混んでいる.荷物を預けると御丁寧にも早めにご搭乗下さいと別紙をもらった程だ.出国手続きへと向かうと,予想以上に混んでいて列がなかなか進まない.ヤキモキしながらそこを抜けると,今度はゲート前の金属探知機が異様に混んでいる.ようやく並んだ列の半ばぐらいまで差し掛かったところで「NW7便の最終搭乗のご案内をいたします」というアナウンス.

さすがに焦る.なりふりかまわず列を飛ばし「すいません,急いでいるのでいいですか?」と間に入れてもらう.その後は搭乗口まで走る,と出発前から疲れてしまった.

旅行情報

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訪問都市

暖かい風呂が恋しい

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目が覚めると,隣の5人席を豪快に使って寝ている人がいる.これはいいと思って,私も他の5人席に行こうとしたがどこも使用中.みんな考えることは一緒らしい.

窓の外を見ると,地上は一面の銀世界.アラスカあたりだろうか?CPは地図が出ないから現在地が分からない.しかし,到着の2時間前になってもそんな感じ.本当にどこを飛んでいるのやら….

席はご自由にどうぞ

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今日はもうカナダを出る.ホテルが空港に近いと行くのが楽でいい.歩いて空港まで行けるのはとても幸せだ.

空港で朝食を食べるがお金が少し余る.中途半端にあまってもしょうがないので,目に付いた物を買ってしまう.コーラアップのような物を買ってみたのだが,予想通りマズイ.こういうお菓子は,日本のものが一番いい.金もやることも無くなってしまったので,チェックインを済ませてしまう.

恐怖のスケスケ床

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8:30に起きると,即行ベッドメイクが来る.嫌がらせとしか思えない速さだ.荷造りをしていると9:00にまた来る.この瞬間,奴等にはチップをやらんと心に決めた.

今日は滝の周りでも探索しようかと思ったが,雨も降っているのでもうトロントに戻ってしまうことにした.問題は交通機関.電車や行きと違うバスも考えたが,乗る場所がこのホテルから遠い.雨が降る中あんまり歩きたくないので,行きと同じエアポートバスで帰ることにする.ただ,恐ろしいことに電話で予約しなければならない.

服がビチャビチャ…

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さわやかな目覚めだ.10時間は寝ただろう.昨日は疲れて早々と寝てしまったので,朝からシャワーを浴びる.シャワーの出方は6種類もあり,間欠で出るのはマッサージみたいで気持ちいい.

9時発のバスを予約したので,早めにホテルをチェックアウトする.10分前にバス会社のカウンターに来てくれと言われたので,15分前に着くように出た.しかし9時になってもバスが来ない.10分位待ったが来ないので,カウンターに聞きに行くと「少し待ってくれ」と言う.しょうがないので待つが,全然来る気配なし.待てども待てどもバスは来ず.結局バスが来たのは10時にもなろうかという頃.こういう時間にルーズな国というのは最悪だ.

さぁ,就寝時刻をリセットだ

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5時半起床.結局1時間しか寝ていない.眠いと感じない程,感覚が麻痺している.6時位にロビーに下りるが,外はとても寒い.気温は-27℃.もう防寒着がない為,余計辛い.

バンに乗って空港に着くが,チェックインカウンターがまだ開いていない.早く着きすぎだ.こんなことなら,もうちょっと寝せて欲しかった.しばらくしてカウンターが開いたのでチェックインすると,搭乗ゲートが2Aとなっている.しかしゲートといっても,ただの出入り口である.出た瞬間外でつながってるんだし,飛行機までは歩いて行くのだから2つもいらないと思うのだが….