スキルのかけらも無い強奪行為

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今日は一日,買い物をする予定だ.朝食代わりにバナナを買って,朝市へと出かける.朝市は庶民の台所といった感じで,果物に野菜,チーズに肉などいろいろ売っている.その他にも靴や雑貨,そして何かの脳みそがパックで売っていたりする.しかし似たような店が多い.

スペイン広場まで行こうと地下鉄に乗ろうとすると,ここでまさかのスリに襲われた.二人のおばちゃんと子供に囲まれてこっそりと…って,おい!こっちの静止もお構いなしにポケットに手を突っ込もうとするなよ!それはスリじゃなくて強奪じゃないか.

スペイン広場に着くと,かの有名な階段で結婚式の写真を撮っている人がいる.本物の新郎新婦かただのカタログ撮影か分からなかったが,皆の注目を浴びていた事は間違いない.しかしここは客引きが多い.「ナカタ!ナカタ!」と言いながらミサンガを手に結んで売りつけようとする.もちろんそんな隙はみせないけどね

お土産に手袋を買おうとグローブ矢さんに向かうがCLOSED.全くイタリアは休みが多い.そこで隣りのカメオ屋に行ってみると,高くて爆死.₤80,000(¥5,600)とは….

お昼はペコリノチーズパスタの店でティラミスと共に.しかし残念ながら,ティラミスはあまりうまくない.

午後はカラカラ浴場へ行ってみる.しかしぶっちゃけ壁ばっかりでイマイチだ.しかもほとんどが柵で囲まれてて,近くで見ることすら出来ない.

手早く鑑賞を終え,サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に行く.マリア関係の物が多い大聖堂は,身廊は落ち着いていて穏やかな感じだが,翼廊は色鮮やか.しかも部屋のような雰囲気が特徴的だ.中身は電球の偽ローソクが,お金を入れると自動で灯火するのはちょっとスゴいと思った.しかしここで,まさに進行中の懺悔BOXを見てしまった.

再びスペイン広場に戻る.別のカメオ屋にも行ってみたが,値段は更に高騰していた….

スペイン広場の階段で座って日記を書いていると,後ろに座っていた男の人に声をかけられる.名前はフランチェスコ.最初はまたボッタクリの類いかと思ったが,そうでもない感じ.たわいもない話をして,メアドを交換して別れた.最後まで声をかけてきた理由はイマイチ分からんかった(笑)

晩ご飯は行こうと思っていた店が混んでいたので,初めて並んで入ってみた.リゾットと子羊を食べたが,うまかった.帰りは₤100(¥7)のド安いスイカを発見し,満足して帰る.